1947-12-04 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第26号
その当時價格問題についてお触れになつておつたでありますが、増産のためには價格が適正になければ増産意欲を阻害する、こういうことになることは間違いないと考えておるのでありまするが、その場合に、仮に三千三百万トンを來年は予定するという場合には三千三百万トンまで、上から或る程度の所までパルプラインを引いて、それが三千三百万トン採れるまでの價格で値段を大体お決めになる、こういう御趣旨でありますか、この値段の決
その当時價格問題についてお触れになつておつたでありますが、増産のためには價格が適正になければ増産意欲を阻害する、こういうことになることは間違いないと考えておるのでありまするが、その場合に、仮に三千三百万トンを來年は予定するという場合には三千三百万トンまで、上から或る程度の所までパルプラインを引いて、それが三千三百万トン採れるまでの價格で値段を大体お決めになる、こういう御趣旨でありますか、この値段の決
○政府委員(平井富三郎君) 只今は丁度その中間のような形をとつておるのでありまして、一應各地区別にパルプライン式な一つの線を引いてそれが標準の炭價になるのであります。
○田村文吉君 そういうような御方針でおられます場合には、生産費或いは買取り價格をお取り決めになります場合にパルプラインをお作りになりましておやりになるのか、それとも最高の炭價で以て、原價によつて値段をお決めになるのか、その御方針はどういうお考えでございますか。
そのやり方は例えばパルプラインにいたしましても、七〇%か八〇%、その辺をとつておるものが相当多うございまして、從いましてコストが比較的能率がよくて、低くて済むものは相当な利潤が出る、これに反しまして、條件が余りよくないものは利潤が出て來ない。こういうことに原則としては成り立つ。